今回お話を聞いたのは

眼科医/開業医・谷口徹さん

進路

高山市出身 岐阜県立斐太高等学校 卒業
→ 金沢大学 医学部 卒業
→ 大学病院、県立病院等で勤務医を務めたのち、谷口眼科を開業

現在の職場

谷口眼科(関市緑町二丁目1-12、0575-21-5005)

目を通して人を守る

医師を志した理由

人間が外部から得る情報の大半を受け取っていると言われる「目」。

その目を内科と外科の両方の面から守る眼科医の谷口先生は「命や健康を守る仕事を通じて社会に貢献したい」という願いを持って医師を志しました。

医師になることを決めた最初の契機は中学生の時、当時の担任の先生に勧められたことでした。

その中でも眼科医を志したのは、大学で医療について学ぶうちに、さまざまな要素が絡んだ「見ること」の神秘的な部分に惹かれていったからだそうです。

開業医になるまで

谷口先生は高校時代、自分でも認めるほど多く勉強したそうです。

その分、大学時代には勉強もする傍ら、テニスサークルに参加したり友人と遊んだりするようにもなったそうです。その中で一生の友とも言える存在にも会うことができたと語っていました。

医師になってからは岐阜県内の大規模病院に勤務していた谷口先生。18年前に現在の谷口眼科を開業しました。

大病院ではスタッフの人数や揃えることのできる医療機器も、各科で分け合わなくてはいけないので、どうしても制限があるそうです。そのため、人員も機器も、自分の裁量で決めることができる開業医になることを決意したそうです。

情報を見極める

谷口先生は高校生へ「結果を鵜呑みにせず、その結果が本当に正しい過程を経て得られたものかを見極めるようにしてほしい」と言います。

谷口先生も医者になってからテレビの健康番組の企画に疑問を持ったことがあったそうです。

「その情報が本当かどうか考える過程で、『考える力』が付いてくる。誤った情報に振り回されないように生きて欲しい」

取材を終えて(K.O.さん)

今回の取材では、普段気になっていたことをたくさん聞くことができました。一番驚いたことは、クリニックでも眼科手術が行われていることでした。

記事にあるように、受け取る情報が正しく信用できるか疑うことは社会に出て生きる上で重要なことなのだと実感しました。

ぶうめらんのビジョン

ブーメランが戻って来るように、
関を離れてがんばっている人たちにとって、
いつも自慢出来る「まち」であるように、
「また戻りたい」と思える
魅力ある「まち」でいるために。
「せき」を再発見するために活動を始めました。
今、わたしたちの活動は、「離れたくない」まちになり、
「戻りたい」人を受け止られるまちづくりへと
大きく広がろうとしています。

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ぶうめらんの目標「若者が関に戻り、住み続けられるまちへ」

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