今回お話を聞いたのは

プロダクトデザイナー・山本愛子さん

進路

関市出身 武義高等学校 卒業
→愛知女子短期大学 生活デザイン科 卒業
→額縁の会社、美濃和紙の雑貨会社などを経て独立

現在の職場

日のきや ショールーム
中津川市付知町6894
https://hinokiya-zp.com

自然、地球、環境に負担のない関わりを

プロダクトデザイナー

山本さんはプロダクトデザイナーという、主に「モノ」のデザインを考えるデザイナーです。モノのデザインでは見栄えだけではなく、使いやすさ、生産上のコストなども考えながらデザインします。

山本さんは今、関の刃物会社の包丁も手掛けています。シンプルなデザインが女性や若い方に好評だそうです。

こだわりと強み

こだわりは「自然体であること」。デザインするものに合わせて、それが一番引き立つデザインを心がけています。

また、自宅を事務所とし、お客様に自分の持ち味に共感してもらえるよう、自分の生活空間はきれいに、強いこだわりを持って整えています。

強みは、ありきたりな素材から選ぶのではなく、自然を生かした素材を探し出して製品に落とし込むこと。ナチュラルな素材だからこそ、自然にも人に負担なく、なじむそうです。

人とのつながり

お客さんに依頼されるきっかけとは何でしょうか。

山本さんの場合、年に2回開催される総合展示会がきっかけになることと、これまで一緒に仕事をした人から声をかけてもらうことが多いそうです。そのような人のつながりを通して山本さんの仕事が成り立っています。

伊勢のアワビを使った祝儀袋をつくる仕事の時は、三重に赴き海女さんが働く姿を見ながら打ち合わせをする、そんな楽しい仕事もあったそうです。

取材を終えて(N.H.さん)

デザインを考えるというのは毎日たくさんのアイデアを考えなければならないし、使いやすさなど気を付けないこともたくさんあると思うので、それを仕事にするということに尊敬しました。

自分は企画を考えるのが好きで、どこか似てるような気がするので、今回お話を聞けてよかったです。

ぶうめらんのビジョン

ブーメランが戻って来るように、
関を離れてがんばっている人たちにとって、
いつも自慢出来る「まち」であるように、
「また戻りたい」と思える
魅力ある「まち」でいるために。
「せき」を再発見するために活動を始めました。
今、わたしたちの活動は、「離れたくない」まちになり、
「戻りたい」人を受け止られるまちづくりへと
大きく広がろうとしています。

http://vousmelan.com/
ぶうめらんの目標「若者が関に戻り、住み続けられるまちへ」

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せき・まちづくりNPOぶうめらん

合言葉はミディアム・スローライフ。 せき再発見フリーマガジン「ぶうめらん」