関市の左上・山県市。そこになんと、こんな洞窟があるんですよね。
九合洞窟。ドキドキ……
古い石器時代にすでに人が住んでいた痕跡がある鍾乳洞。数千年もの長い間、住居として使われていたことが明らかになっています。入り口付近は幅15メートル、奥行き30メートル、高さ5メートルの洞窟で、奥へ行くと狭くなり、多くの支洞に分かれています。文様の施された縄文土器や、石鏃・石錘・石斧などの石器、獣骨で作られた骨針・垂飾などが多数出土しています。
山県市ホームページ「やまなび」より
https://www.city.yamagata.gifu.jp/site/yamanavi/1128.html
縄文時代や弥生時代の土器の破片など、出土品は「岐阜県博物館」にあるそうです。
注意「事故が起きた場合は自己責任です」
この洞窟は地主の好意で見学は自由ですが、内部を削ったり掘ったり、その他洞窟に傷をつけないでください。また、自然のままに保たれていますので、落石、転倒、滑落の危険がありますから気をつけてください。事故が発生した場合すべて自己責任となります。山県市
はい。訪れる方は上記内容を十分に留意しましょう。
奥行きはそんなにありませんが、ヒンヤリした洞窟の中で、ちょっとした探検気分を味わったり、昔の生活に想いをはせたり、貴重な場所です。地主さん、地域への開放をありがとうございます!
岐阜新聞「ぎふ百景」九合洞窟のYoutube動画
追伸: 洞窟の壁に張りついていた「カマドウマ」たち……洞窟の中で見たときは、本気でビビりました……。人間に害を及ぼさないのに、その外見から「不快害虫」として扱われる切ないバッタの一種。分かっているけれど、やっぱり逃げたくなってしまいます(涙)